こんにちは。先週から奥さんのブログを間借りすることになった旦那です。
オススメしたい本第2弾ということで、今回は資産運用編をお届けします。
ただし資産運用というと範囲が広いため3回に分けて書きたいと思います。
初回の今回は個人投資家の方に是非とも読んで頂きたい基礎知識編です。
①ゴローちゃんの投信コールセンター日記―郵便局の投資信託販売
個人投資家の方が最初に買う金融商品として、やはり消去法的に投資信託がお薦めです。その投資信託とは何か、ひいては投資とは何かまでを優しく解説してくれている本です。ストーリー仕立てで読みやすく、僕が奥さんを含め、投資って何?という人に最初にお薦めしたい本です。
②ウォール街のランダム・ウォーカー
③敗者のゲーム
個人投資家の方が運営するブログで良く薦められている投資方法が インデックスファンドを買うというものです。また自分も経験があるのですが、FP(ファイナンシャルプランナー)も、プロが運用するアクティブファンドよりも長期的にはインデックスファンドの運用成績の方が良いと薦めてきます。相手がプロの運用者でも、面と向かってそれを言うかと少し驚きましたが(笑)。
そのインデックスファンドへの投資を推奨する根拠となっているのがこの2冊です。
読むのはどちから一冊で良いかと思います。ページ数が少ないものが良い方には「敗者のゲーム」、ページ数は多いが内容が面白い方が良い方には「ランダムウォーカー」をお薦めします。
この2冊でプロの運用がインデックスファンドに勝てないというか、インデックスファンドという金融商品がいかに優秀かという事がわかってもらえると思います。
④最強のファンダメンタル株式投資法
ここまで投信に関する本のみでしたが、次は個別株に関する本です。
投信だとマーケット環境がかなり良くて資産はざっくり50%程度しか増えませんが、個別株はかなり上手くいけば資産が2倍、3倍になることもあります(当然、資産が1/2、1/3になる可能性もあるわけですが・・・)。
株式投資の本は、本屋さんの状況をみてもわかるように星の数ほどあり、自分も100冊以上は読んできましたが、その数ある本の中でも間違いなく初心者の方へ最初にお薦めできる本です。
自分はこの本を昨年の10月頃に見つけて、普段はしない本の衝動買いをしました。
内容は一言でいうと、会社の売上、利益などの決算(財務諸表)から、現在の株価が割安か割高かを分析して買いましょう!という、株式投資の王道中の王道であるファンダメンタルズ投資です。
正直、ファンダメンタルズ投資については、この本のみではまだまだ足りない部分はあるのですが、最初の一冊としてはこれ以上の本はないと思います。
⑤世界一やさしい金融工学の本です
投資には直接関係ないかもしませんが、次回に書こうとしている資産運用 マニアック編で紹介する本を読むには必須の知識である金融工学を解説した本です。
金融工学は、ざっくり言うと数学を用いて市場を分析するという学問ですが、この本では数学の要素を上手く抑えて、金融工学の本質を解説してくれています。ラーメン屋さんの例など非常にわかりやすく、”リスク”とは何かを解説してくれています。
さて、初回の基礎知識編はここまでです。
次回は、自由気ままに自分も面白いと思った資産運用関連の本、マニアック編を書いていきたいと思います。