こんにちは!dannaです。
3月も終盤となり遅くなってしまいましたが、昨年に読んだ本の中で面白かった資産運用関連の本を3冊ご紹介したいと思います。
これまでは、初心者向け編、マニアック編と書かせて頂きましたが、この2017年編はまた違った趣向の3冊で面白いと思います。それでは行きましょう!
注意:私が2017年に読んだ本であって、出版年は2017年以前の本もあります。
①情報をお金に換えるシミュレーション思考
世界一有名なファンドマネージャーのジョージ・ソロスに勝ったという口コミで宣伝されているファンドマネージャーの本です。地政学リスクやお金の歴史から自分なりのストーリーを作成して、それをベースに投資を行うという方法です。
リスク管理の面でストーリーが外れた場合はどうするの??という点は記載が薄いのですが、それを補って有り余る素晴らしい本です。特に、これからはAIがマーケットへ進出してくることから中短期なポジションでリターンを出すのは難しくなってくるでしょう。そこでAIには難しいとされるストーリー作成能力で、長期的に持つポジションでリターンをあげるのに、この本は役に立つと思います。
②金融の世界史 バブルと世界と株式市場
短編集のような形で金融の歴史が書かれた本です。本書の凄いところは、本を最初から読んでも、章ごとに読んでも面白く読めることです。歴史を書いた本ですと、普通は途中から読むことは出来ないのですが、この本は途中からでも面白く読むことが出来ます。金融史は戦争の資金調達と深く関係しているため、どうしても戦争の話が多くなりますが、戦争中は株価がどのようになっていたのかなど、今後も投資に活かせそうな事例が沢山です。さらに①の本と合わせて読めば、効果は倍増します。ぜひ、①の本とセットで読んでみて下さい。
③お金 2.0 新しい経済のルールと生き方
最後に売れに売れている本で恐縮ですが、やはり面白かったこの本をご紹介。
資産運用というか、今後のお金の概念がどのように変化していくのか、その道しるべを書いた本です。もちろん、資産運用の本ではないので直接的な儲け方が書いてあるわけではありませんが、この発想を持っておけば有効なストーリーを構築し、大きく儲けることができるはずです。
個人的には、いつも必死に読み込んでいる財務諸表にはもう買収の参考とされる情報は載っていない、と書かれていたのがややショックでありました。笑
以上3選、いかがでしたでしょうか。
さて、今回でとりあえず読書シリーズは一旦終了したいと思います。
また面白い本がありましたらご紹介したいと思いますので、よろしくお願いいたします!